居心地の良いプライベート空間

心と体を完全にオフにできる空間
一人暮らしの方は、家に帰ればおのずと一人になれます。
しかし、家族と一緒に暮らしている場合はそうはいきません。
外に出れば仕事、家に帰れば家事や子育て。
日本の住宅事情を鑑みれば、自分だけの部屋を持つことが難しい場合も多いです。
人が安心して過ごせるのは、意外にも狭い空間であることでしょう。
こぢんまりとした喫茶店などで「ホッ」とする感じを受けるのは、このことからです。
周りをほどよく囲まれた「空間」はお母さんの胎内にいたころの記憶を呼び覚まし、安心感が得られるといいます。
家族と同居していて、自分だけの部屋が無くても、このような安心できるスペースを確保することで、一人だけの時間を感じることができるのです。
ちょっとしたスペースを活用する
一人になれるスペースは、そんなに広い面積を必要としません。
一人がけのソファーだけで充分です。
普段過ごしているリビングのコーナー部分に触り心地の良いクッションと、身体を預けられるような背もたれやひじ掛けがついているソファーなどを設置するだけでもOK。
「ここに座れば安心できる!」と思えるスペースづくりがポイントです。
家具などで、他の家族の視線がよけられるような場所であると、よりくつろげるかもしれません。
この程度のスペースであれば、ウォークインクローゼットや納戸として使っているスペースを整理整頓すれば確保できるでしょう。
ピクニックで使用するような一人用のテントを活用しても良いかもしれません。
ティピーテントなどは、畳んでお部屋のコーナーに置いておいても、インテリアとしても楽しめます。